タイ バンコク 2001.12.22 - 2002.1.19

つかの間の定住生活

バンコクにはウェスの友人家族がおり、彼らが経営しているマンションの空き部屋に泊めてもらえる事になり、ネパール、インド、東南アジアを旅行する間のベースとして使わせてもらうことになった。

ネパールでのトレッキング、ネパールとインドでなった食中毒から体力がずいぶん消耗していたので、おいしいタイ料理やトロピカルフルーツを毎日食べて体力の回復に励み、ホームページの更新や、ウェスの別の友人のお店のホームページを作ったりしている。

また、ネパールのクリニックのお医者さんに勧められた脳のMRIを受ける為に、まるで高級ホテルのようなバムルンラード病院に行ってみて、スタッフのプロ意識の高さ、近代的設備のすばらしさに感心して、突然だがレーザーの近視矯正手術を受けることにした。

アメリカへ戻ったら受けたいと常々思っていたレーザー屈折矯正手術だが、バンコクではアメリカの約3分の1の値段で、しかもタイの中でも名のある病院で受けられると知り、かなり迷ったが、担当のスポン医師に手術の経験についていろいろと質問をした後、思い切って手術を受けることにした。

手術当日は朝ごはん抜きで病院に行った。青い手術着に着替えてプレ・オペ室のベッドで新聞を読んだり、家族専用待合室の豪華なソファーに座ってウェスと一緒にテレビを見ている間は余裕の気分だったが、手術室に入ってから急に緊張してきた。スポン先生や看護婦が器具の調整や手術の準備をしている間、最近読んだ手術の失敗例が頭をよぎってしまった。しかし手術が一旦始まると、チームのてきぱきした指示と共に、両眼合わせて約20分位であっという間に終わってしまった。準備や術後のテストを合わせて、一時間弱で全てのプロセスが終わった。手術後は小さい穴がたくさん空いたプラスチックのカバーを目に付けたのではっきりとは見えないが、術後からすぐに視力が回復したのが分かった。

私の場合は手術の後から徐々に視力が回復している。手術後10日目には0.3だったのが、手術から約1ヶ月後には両眼で0.8になった。人によっては手術後すぐにベストの結果が得られる人もいるし、または結果を得られるまで数週間から数ヶ月、場合によっては1年近くかかる人もいると言う。

私達のMRIの結果も問題がなく、これから高い山に登っても大丈夫なことが分かり、また私はメガネが必要なくなった。英語の新聞が読め、英語のテレビが見ることが出来、お茶や冷たい水のサービスがある病院はこれからもお目にかかる事はないかも知れない。とっても名残惜しい気持ちである。

バムルンラード病院(Bumrungrad Hospital)
Eye Laser Refraction Center
http://www.bumrungrad.com
電話(代表):+66-2-667-1000
住所:33 Sukhumvit 3 (Soi Nana Nua)
Wattana, Bangkok 10110, Thailand
私の手術を担当したのは、Dr. Supongs Wongvoraazethe(ドクター・スポン)

日本語通訳サービス
月曜ー金曜:午前7時から午後8時
土曜、日曜:午前7時から午後7時
(電話サービスは24時間)
電話:+66-2-667-1501
メール:infojapan@bumrungrad.com


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