ポルトガル | サグレス | 2001.01.16 - 2001.01.18 |
ヨーロッパの最南西端 ポルトガルの南西にあるサグレスは、冬に訪れると観光客も少なくとても落ち着いた小さな漁村である。前日までいたエボラで心身ともども冷えびえとした後には、この乾燥していて太陽の降り注ぐアルガーブ地方の小さな村では、私たちの体も乾かなかった洗濯物も太陽をいっぱい吸って、意気揚揚としてきた。 バスを降りて宿を探すためにうろうろしていると、冬のためか宿の看板を出している個人宅も今は部屋を貸し出ししていない所がいくつかあるようだ。村唯一のメイン通りを歩いているうちに、貸し部屋の看板を出しているレストランのオーナーのお母さんの所を紹介してもらった。このおばあちゃんはとても気の良い人で、雨が降ってきたら洗濯物を取り込んでくれたりした。多分目が悪いせいで、アパート内は埃が目に付くところもあったが、台所もテレビも浴槽も付いているアパートを二人で約1000円で占有できたのは信じられない幸運だった。
|
サグレス | |
この写真の真ん中にある青と赤の点々は何百メートルも下の海へめがけて釣り糸をたらす釣り人達。地元の人によると毎年この崖から何人かの釣り人が落下死するそうだ。そこまでして釣る魚はよっぽどおいしいのだろう。 | |
Cabo de São Vicente はヨーロッパの最南西端に位置する岬だ。サグレスの村からは約7キロ。歩いて1時間半、バスで10分くらい(一日2本位しかない)。私たちは行きは歩いて帰りは運良く通りかかったバスに乗った。 |
Copyright © 2000-2002 Wes and Masami Heiser. All rights reserved.