ミャンマー バガン 2002.1.27 - 2002.1.30

バガン王朝の古都

バガンはカンボジアのアンコールワット、インドネシアのボロブドールと共に世界の三大仏教遺跡のひとつに数えられる大遺跡群がある。ビルマ族の最初の統一王朝、バガン王朝の都であり、一時は五千以上のパゴダが立ち並んでいて、今でも2千以上の遺跡が残っている。上まで登れるパゴダから平野を見渡すと、緑豊かな木々の間ににょきにょきと雨後のたけのこのようにパゴダが立ち並んでいる姿が見られる。それぞれのパゴダは特徴があり、朝早くから日が暮れるまで見ていても飽きない。また遺跡はかなり広い範囲に散らばっているので、自転車を借りるか馬車をチャーターするのが便利だ。私達は自転車を借りて丸2日間いろいろな所を周った。普段数時間もすると遺跡はもういいかなと思うことが多いのだが、バガンでは飽きることなく楽しむことが出来た。

一日目はメインの観光スポットであるオールドバガンを周り、二日目は観光スポットから外れて静かなミンナトゥ村を中心に周った。オールドバガンには外国人のツアーグループばかりでなく、ミャンマー人の観光客も大挙して訪れるので、どこへ行っても賑やかで土産物売りもうるさい。それとは対照的にミンナトゥ村は訪れる観光客も少なく落ち着いてパゴダを見て周れる。

意外と楽しめたのが、オールドバガンのアーナンダ寺院脇に特設されていた人力観覧車である。10メートル位の高さの木造の観覧車に10人位の若い男たちが一斉に登り彼らの重さで観覧車を数回まわす仕組みになっている。そーか、こういうことも可能なんだなあと、とても関心してしまった。

バガンの夕日
アーナンダ寺院 マハボディ寺院
Izagawna Pagoda タビニュ寺院


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