イタリア | ピサ | 2001.06.20 - 2001.06.23 |
ピサの斜塔 もともとはフィレンツェから日帰りで来ようと思っていたピサだったが、フィレンツェが混んでいたのでピサにも宿泊することにした。またアッシジの町を勧めてくれたベルリンのあきこさんがトスカーナ地方の小都市シエナの事も同時に勧めてくれたのでぜひ行ってみたいと思っていたが、シエナには一泊の予約も取れないほど、宿は満室であった。そこでピサから日帰りで行くことにして、今まで休みなしで歩き回ってかなり疲れてきた私達の体を少し休めるための休息日をとる事にもした。 ピサには有名な斜塔を見るために日帰りで訪れる観光客の数は多くいるが、見るところが少ないため宿泊する人は限られているようだ。また街には大きな大学があるため、学期中には学生宿としても利用される安宿が多くあり、値段も他の町と比べて断然に安い。値段の高いフィレンツェやシエナに長く泊まるよりも、安くて静かなピサでのんびりするのは私達にとっては正解だった。学生や家族客でにぎわうおいしいピザ屋さんも見つけて、ドイツ人とイタリア人夫妻に好きな材料だけ選んで頼む方法を教えてもらってから毎日通ってしまった。
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ピサ | |
黄昏時のピサのドゥオモは、黄金色に輝いていた。 | |
ピサの斜塔は相変わらず傾いていた。塔の建築が終わる前から傾き始めた斜塔は、1990年から登ることを禁止されている。13年前に親友のまこと斜塔のてっぺんで劇的な再会をしたのを懐かしく思い出す。年々傾きが増す斜塔が倒れるのを防ぐため、技術者が何年もかかって頭を悩ませた結果、いくつかの解決策が実行された。結果的に傾き加減は1993年時点の角度に戻されて、年々傾く度合いも減少した(らしい)。 | |
シエナ | |
シエナのドゥオモの外側は濃い緑色と白の縞模様。金色に輝くモザイクもとても美しい。 | |
法王ピウス3世によって建てられた、ドゥオモの図書館内部は豪華絢爛なフレスコ画に埋め尽くされている。 |
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