フランス パリ・アヴィニョン・リヨン 2002.10.20 - 10.24

永遠に美しい街

シャストイの次の目的地はパリである。1日で行こうと思えばいけない距離ではない。しかし、私達は途中おいしい物を食べたり、買い物をしたりする為に寄り道をしながら3日間かけて行く事にした。

まず最初の寄り道は、中世の面影が残るアヴィニョンである。アヴィニョン市内にあるレストラン・イエリ(Hiély 住所:5 rue de la Républque 電話: +33-(0)4-9086-1707, 火曜・水曜定休)はアヴィニョンに来るたびに寄らずにはいられない、いやこのレストランに来る為にアヴィニョンに立ち寄らずにはいられない程の、すばらしい食事を提供してくれる所である。ランチのコースを食べるだけでも、2時間は時間がかかる。レストラン・イエリでの料理を堪能する為に、私達は2ヶ月くらい前から準備を始めた。まず一度に食べる量をだんだんと増やしていった。ウズベキスタンでまずい料理を食べて以来、私達が一回に食べる量がめっきり減ってしまい、このままではイエリのコースを全て食べ終える事が出来ない恐れがあったのだ。そしてネパール以来口にする事がなかった、肉を少しづつ食べ始めた。ネパールでトレッキングをしていた2ヶ月間、山奥には肉がない為まったく肉を食べない生活をした後、肉を食べるとお腹を壊してしまうようになったのだ。少しづつ食べ始めれば元の体に戻ったであろうが、その後行ったインドはベジタリアン天国だったし、他のアジアの国でも肉を食べない生活が比較的楽に出来るので、しばらく食べなかった所まったく肉を食べたいという気持ちにならなくなったのだった。2ヶ月間の準備が功を奏して、イエリでは思う存分おいしいフランス料理を堪能出来た。

アヴィニョン近郊にあるラベンダー博物館(Le Château du Bois)では、高品質のラベンダーエッセンシャルオイルを売っている。私達は毎年ここに寄って、ラベンダーオイルを一瓶買い世界旅行のお供にした。緊張した筋肉をほぐしたり、皮膚のトラブルの時にとても重宝した。今年はウェスのお母さんからもリクエストがあり、大量の買いだめをした。彼らのウェブページは以下の通り。
http://www.museedelalavande.com  電話:+33 (0)4-9076-9123

アヴィニョンからは食道楽の街とも言われるリヨンへ向かった。リヨンでは、シャストイで紹介された個人宅の部屋を借りた。家の人に教えてもらったレストランでは、あっさり目のプロバンス料理とはまったく違ったこってりとしたクリームベースの料理がメインで、たかが3時間車で離れているだけなのに、料理の趣向は別世界であった。個人的にはオリーブオイルやにんにくや新鮮な野菜をふんだんに使ったプロバンス料理が好みだが、こってりとしたリヨンの料理も趣向が変わって面白かった。翌日は路上で大きな市場が出ていて、色とりどりの食材が売られていた。市場はかなりの賑わいで、リヨンの人々が食にかける情熱を垣間見た気がした。

そして3日目の夕方にようやくパリに到着した。パリではシンガポールで知り合った悦子さんとご主人のフィリップ宅にお世話になる事になっていた。彼らのアパートで荷物をおろして、レンタカーオフィスに車を返して、後は地下鉄で移動と考えていたが、パリ市内を車で移動するのは想像以上に大変で、すっかり疲れきってしまった。悦子さんとフィリップにパリでは駐車も難しいし、なるべくなら早めに車を返した方が良いとアドバイスをもらっておいて本当に良かった。しかし、車を返して徒歩と電車で移動し始めると、パリの魅力が戻ってきた。パリは街自体が博物館のようだ。どこを歩いていても視界に入ってくる物がきれいで面白い。今回はあまり時間がなかったので、私達が一番好きなオルセー美術館だけを、ゆっくりと時間をかけて見て、それ以外は街を歩き周っただけだった。パリはまた何度でも戻りたい街である。
セーヌ河はパリの中心を流れ、エッフェル塔、ルーブル美術館、ノートルダム寺院等を通り過ぎる。写真はセーヌ河とルーブル美術館の一番西。
コンコルド広場は工事が終わっていて、一年前と比べて随分きれいになっていた。
ノートルダム寺院は何度訪れても、その美しさに息をのまされる。

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