まず最初の寄り道は、中世の面影が残るアヴィニョンである。アヴィニョン市内にあるレストラン・イエリ(Hiély 住所:5 rue de la Républque 電話: +33-(0)4-9086-1707, 火曜・水曜定休)はアヴィニョンに来るたびに寄らずにはいられない、いやこのレストランに来る為にアヴィニョンに立ち寄らずにはいられない程の、すばらしい食事を提供してくれる所である。ランチのコースを食べるだけでも、2時間は時間がかかる。レストラン・イエリでの料理を堪能する為に、私達は2ヶ月くらい前から準備を始めた。まず一度に食べる量をだんだんと増やしていった。ウズベキスタンでまずい料理を食べて以来、私達が一回に食べる量がめっきり減ってしまい、このままではイエリのコースを全て食べ終える事が出来ない恐れがあったのだ。そしてネパール以来口にする事がなかった、肉を少しづつ食べ始めた。ネパールでトレッキングをしていた2ヶ月間、山奥には肉がない為まったく肉を食べない生活をした後、肉を食べるとお腹を壊してしまうようになったのだ。少しづつ食べ始めれば元の体に戻ったであろうが、その後行ったインドはベジタリアン天国だったし、他のアジアの国でも肉を食べない生活が比較的楽に出来るので、しばらく食べなかった所まったく肉を食べたいという気持ちにならなくなったのだった。2ヶ月間の準備が功を奏して、イエリでは思う存分おいしいフランス料理を堪能出来た。
アヴィニョン近郊にあるラベンダー博物館(Le Château du Bois)では、高品質のラベンダーエッセンシャルオイルを売っている。私達は毎年ここに寄って、ラベンダーオイルを一瓶買い世界旅行のお供にした。緊張した筋肉をほぐしたり、皮膚のトラブルの時にとても重宝した。今年はウェスのお母さんからもリクエストがあり、大量の買いだめをした。彼らのウェブページは以下の通り。
http://www.museedelalavande.com 電話:+33 (0)4-9076-9123