食道楽

またまたプロバンスのVaucluse地方に戻ってきた。去年は３回Vaucluse地方のあちこちに泊まったので、今年で４回目になる。ここは今まで旅してきたところで、私達の一番のお気に入りの地方である。今年もお気に入りの場所へ戻って、おいしい食料を仕入れて自炊したり、お気に入りのレストランで昼ご飯を食べたりしている。毎日ふんだんに吸収しているカロリーは、近所でのジョギングやハイキングでなんとかバランスを取っている。

私達のお気に入りの場所は、土曜日のアプトの朝市、アビニョンのイエリ・レストラン（電話：04-9086-1707、火曜日一日中と水曜日昼は休み）、St. Saturnin les Aptのパン屋さん（電話：04-9075-5812、水曜日休み）、Saint Eloi のワイン、L'Isle Sur La SorgueにあるLes Délices du Luberon（電話：04-9020-7737）のペースト類。

自分の台所を８ヶ月ぶりに持ち、まるで定住者のように買い物に出かけて、自炊をしていると、今までのように忙しくて、体力的にきつい旅行を本当にあと何年も続けられるのか疑問に思い出す。これからは、トルコ以外はネパールに行くまで、比較的楽な旅が続くことになる。トルコの後は、ウェスの弟の結婚式の為にアメリカに戻りウェスの両親の家にお世話になるし、その後は最近結婚した妹の旦那家族との食事会の為に、埼玉の実家に戻ることになる。こんな楽な国々で楽な生活を続けていたら、東南アジアやネパール、南アメリカでの旅行へ向けて、体力的にも精神的にも準備が難しいかもしれない。

プロバンスを車で移動すると、いたるところでひまわり畑やラベンダー畑にご対面する。またブドウ畑では９月の収穫にむけて、すくすくとぶどうが育っており、オリーブの木には小さなオリーブが実をつけている。