中国
陜西省西安
2002.07.11 - 07.14
兵馬俑
西安の兵馬俑(秦俑博物館)は、中国では万里の長城の次に有名な観光名所かもしれない。兵馬俑は、1974年に井戸を掘っていた農民により発見された。その後大掛かりな発掘作業により、秦の始皇帝の墓の一部である3つの主な兵馬俑が見つかった。
今までの所、約6000体の赤土素焼の兵馬が発見された。発掘作業はこれから何十年も続くと予測されている。それぞれの兵馬俑の発掘現場は建物の中にあり、周りを観光客が見物できるように見晴台が囲んでいる。兵馬俑第一号が一番大きく、サッカー場が3つ楽々と入ってしまう大きさである。考古学者によると兵馬俑が完成されて間もなく、略奪者が墓に侵入し、兵器を盗み、兵馬俑の天井を支えていた柱に火をつけた。この為兵馬俑内は放火により崩れた天井によりほとんどが損傷された。
秦俑博物館内には、サークルビジョンと呼ばれる映画館がある。360度のスクリーンに兵馬俑の歴史や発掘の様子が映される映画は迫力があり、正直言って兵馬俑自体より面白かったかもしれない。
秦始皇帝の墓の発掘により、約6000体の兵馬像の部分が発見された。考古学者により、こなごなになった部分をつなぎ合わせる作業が続いている。兵隊の顔はそれぞれ特徴のある違う表情をしている。
発掘現場第一号の一番前には、皇帝を守るために兵隊が列を成している。
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